KDDIは1月16日、au Firefox OSに関する技術情報サイトを公開した。
技術情報サイトはFirefox OSスマートフォン「Fx0」のソースコードや2014年10月に発表した開発ボード「Open Web Board」、PCブラウザ上の操作だけで電子機器同士の連携プログラミングが容易に実現できるアプリケーション開発ツール「Gluin」などの情報を掲載している。
同社はこれまでにもFirefox OSの情報ポータルサイトを提供している。こちらはFx0筐体3Dデータや今後提供される「開発者の成果物投稿機能」などコミュニティを盛り上げるサイトであった。
一方で技術情報サイトでは、ソースコードやソフトウェアなど技術的な仕様を掲載することで開発者にFx0やそれに関するWeb技術を"遊び倒してもらう"ための造りとなっている。公開しているFx0のソースコードはKDDIが独自にFx0で作りこみを行った部分のコードで、FirefoxブラウザのWebIDEなどを利用してアプリ開発ができる。
なお、これまでも公開してきたFx0の筐体データだが、STL形式に加えてより様々な加工が可能になるSTEP形式も同時に公開された。また、Firefox OS上でWebサーバーを構築できるライブラリ「httpd.js」も同サイトでダウンロードが可能だ。