テレダイン・レクロイ・ジャパンは9月25日、1GHz、10GS/S、4chのパフォーマンスで133万円(税別)からという価格を実現したオシロスコープ「WaveSurfer 10」を発表した。
同製品は、先進のタッチユーザーインタフェース「MAUI」を採用しており、10.4インチのタッチスクリーンを使ってオシロスコープのすべての重要な操作のほか、波形のポジショニングやズーム、カーソルの移動、測定値の設定、そして結果の表示をタッチスクリーンで直観的に操作する事が可能。また、高機能波形検索のほか、パラメータ計測、複数の演算・解析機能や、ユニークなレポート機能「LabNotebook」を標準機能として提供。LabNotebookを用いることで表示中の波形データ、設定条件や画面イメージなどをすべて一括して保存することが可能になるという。
さらに高機能デバック・オプション「WS10-ADT」(価格は53万円、税別)を追加することで、4チャンネルすべてで10GS/sの高サンプリング・レート、32Mポイントのロングメモリを実現できるようになるほか、機能面ではセグメントごとに波形保存可能なシーケンス・モード、波形が再生可能なヒストリー・モード、2つ同時演算可能トレース、13種類の演算機能が追加され、それらを高機能デバック・オプションに搭載し、問題の根本原因を発見するための高度な分析能力を発揮することが可能になるという。