ジャストシステムは4月10日、同社が運営するセルフ型ネットリサーチサービス「Fastask」で「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」を実施し、その結果を発表した。対象は15~69歳の男女1100名。

このうち、全体の51.3%を占めるスマートフォンユーザーにニュース系キュレーションアプリの利用について尋ねた。iPhoneユーザーでは「NAVERまとめリーダー」の利用率が最も高く12.0%だった。次いで「SmartNews」(9.8%)、「Gunosy」(9.3%)となっている。一方Androidユーザーは「SmartNews」が5.6%で最も高く、「NAVERまとめリーダー」(4.2%)、「Antenna」(3.3%)の順となった。

ニュース系キュレーションアプリ利用者(n=89)に、アプリ内で表示される広告についての意見を聞くと、「自分に興味のない広告はあまり多く配信してほしくない」では「あてはまる」(58.4%)、「ややあてはまる」(23.6%)が多数を占めた。

「広告が配信されない月額有料版があるなら利用してもいい」については「あてはまる」が11.2%、「ややあてはまる」が19.1%で、約3割が利用意向を示す結果となった。

「自分に興味のない広告はあまり多く配信してほしくない」が過半数

シェアした写真・動画が数秒で消えるSNSアプリについての設問では、選択肢に挙げられたアプリ「Potto」「SeeSaw」「5sec snaps」「muuk」「Snapchat」について、約9割が「アプリを知らない」と回答。最も認知度が高かった「Yahoo!コミュカメラ」でも、知っていると回答した人は17.2%にとどまっている。

コンビニ等で販売されているプリペイドカードの利用状況についての設問では、「Amazonギフト券」が最も認知度が高く、利用者も「利用したことがある」が22.8%、「頻繁に利用する」が13.5%と多かった。

次いで「iTunesカード」が同10.3%と3.5%、「WebMoney」が同9.0%と2.4%で続いている。年代・男女別では、全般的に若い男性の利用率が高い傾向が見られ、Amazonギフト券では29歳以下の男性の半数以上が利用経験あり。2割以上が「頻繁に利用する」と回答している。

同調査ではこの他、PC/タブレット/携帯電話の利用状況やメディア接触時間等について質問を行っている。調査結果全文は同サービスの実績レポートページからダウンロードが可能。