トーモクは4月2日、神戸サイエンスパーク内に新工場を建設することを発表した。

トーモクは、関西地区における段ボール需要に対する生産、物流能力の逼迫を解消するために、大阪工場(大阪府門真市)に次いで、2つ目の生産拠点として、兵庫県神戸市西区(神戸サイエンスパーク内)に新工場を建設するという。

新工場では、需要地に近接した工場配置、労働人口の安定確保、物流の効率化、BCP対策(事業継続計画)等の立地条件を勘案し、更に当社の最新技術とシステムの集結を図る。また、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aクラス以上の環境配慮型の段ボール工場を目指していく。

新工場の概要は以下のとおり。

  1. 名称:株式会社トーモク 神戸工場
  2. 所在地:兵庫県神戸市西区井吹台東町7丁目4番1
  3. 敷地面積:約50,000㎡
  4. 延床面積:約33,000㎡
  5. 建築面積:約24,000㎡
  6. 投資総額:約150億円(内訳:土地40億円、工場建屋48億円、機械設備40億円、来期以降取得予定の機械設備22億円)
  7. 完成予定:平成27年3月