三菱自動車は2月14日、岡山県と次世代電気自動車(EV)技術に関する共同研究を行うことで合意したと発表した。

岡山県が2011年度より、県内企業16社とともに推進している「おかやま次世代自動車技術研究開発プロジェクト」において、三菱自動車はアドバイザーとして技術的支援をはじめ研究開発用車両の提供などを行ってきたが、2014度からはさらなる連携強化により、インホイールモータをはじめとする、次世代EV技術の研究開発を、おかやま次世代自動車技術研究開発センター(OVEC)と共同で推進する。今回の共同研究を通して、岡山県内の企業の技術力向上と競争力強化に協力していく。

共同研究のテーマは、インホイールモータをはじめとする次世代EV技術の研究開発並びに実証実験車(試作EV)の製作および評価試験で、期間は、2014年度から2016年度までの3年間。岡山県は、モータをはじめとする次世代EV技術の実用化および小型化に関する研究、研究成果の実証実験車(試作EV)の設計・製作を担当し、三菱自動車は、モータをはじめとする次世代EV技術の評価技術の研究、研究成果の実証実験車(試作EV)の基本計画(仕様・レイアウト)、システム設計・製作および評価試験を担当するとしている。