Stream TV Networksは、米・ラスベガスで開催されているIT・家電製品の総合展示会「CES 2014」にて、3D用メガネをかけなくても立体視が可能な「Ultra-D」機能を備えた民生用4KTVを展示する。

3D用メガネをかけなくても立体視が可能な「Ultra-D」機能を備えた一般向けの4KTVが、CES 2014で展示されている (PRNewsFoto/Stream TV Networks, Inc.)

同展示会では、同社のブランド・パートナーが2014年に市場に提供するさまざまなサイズの製品の中から、50インチと55インチのモデルを展示。展示されるTVの一部には、2Dあるいは3Dステレオスコピック(立体投影)ソースの広範なコンテンツを、リアルタイムでメガネ不要の2160p 3D画像に変換する外付け機器「seeCube-4K」が付属する。加えて、同社は新しいQualcomm 8074プロセッサにこのリアルタイムの変換技術を移植することに成功しため、同製品の第2バージョンではチップの中に変換技術が組み込まれ、コストが大幅に削減される。

また、「Ultra-D」機能は複雑なアルゴリズムを用い、1080p/200万ピクセルのコンテンツを4K/800万ピクセルに変換。ユーザーはこの機能を搭載したTVを衛星もしくはケーブルサービス、VOD、Blu-rayプレーヤー、XboxもしくはPlayStationに接続でき、Netflix、Hulu、YouTube、BaiduTV、PPStv、iQYi tv、Totou TVからインターネット上の動画コンテンツを見ることができるということだ。