イーフロンティアは、Corel Corporation社のノンリニア映像編集ソフト「Pinnacle Studio」シリーズの最新版となる「Pinnacle Studio 17」を発売する。

ラインナップは廉価版の「Pinnacle Studio 17」、スタンダード版の「Pinnacle Studio 17」、上位版の「Pinnacle Studio 17 Ultimate」となっており、ダウンロード版の全6製品(アップグレード版を含む)は12月6日発売、パッケージ版の全3製品(アカデミック版を含む)は12月20日の発売となる。価格は「Pinnacle Studio 17」ダウンロード版が1万500円など。

「Pinnacle Studio 17 Plus」

「Pinnacle Studio 17 Ultimate」

「Pinnacle Studio」は、2012年にCorel Corporation社がAvid社より買収した、欧州や米国で高いシェアを誇るノンリニアビデオ編集ソフト。最新版では、AVC (H.264) フォーマットでビデオ編集・制作を行う場合のレンダリング速度を最大10倍に引き上げたほか、iPadアプリ「Pinnacle Studio for iPad」(別売り)との連携機能を搭載。クラウドベースのストレージもアプリケーション内に統合されており、場所や時間を選ばずファイル編集が可能となった。さらに、完成したHDビデオ作品を数クリックでYouTube、Facebook、Vimeoなどにアップロードする機能も備える。

同時利用可能なマルチレイヤー編集用ビデオ/オーディオトラック数は、Pinnacle Studio 17が6(3/3)、Plus版が24(12/12)、Ultimate版が無制限。また、付属する2D/3DエフェクトなどはPinnacle Studio 17が1,500以上、Plus版が1,800以上、Ultimate版が2,000以上となっている。

さらに、Plus版とUltimate版では、画面のコンテンツを録画しムービーに利用可能な「ライブスクリーンキャプチャ機能」を搭載。プレゼンテーションやトレーニングビデオの制作が容易になった。このほか、Ultimate版では、音質を向上させる「iZotope Music & Speech Cleaner」、Red Giant製の「Filmmaker's Toolkit」および「Motion Graphics Toolkit」などを搭載するほか、4K Ultra HDにも対応するという(2013年12月に無償アップグレードとして提供予定)。各製品の価格や機能など、詳細は製品ページまで。