IT機器の輸入販売を手掛けるBRULEの日本法人ブルレーは11月18日、米Makerbot製の卓上型3Dスキャナ「Makerbot digitizer(メーカーボット・デジタイザ)」の取り扱いを同日より開始したと発表した。

MakerBot Digitizerは中央の円盤の上に取り込む立体物を置く

同製品は使い勝手が工夫されており、本体の回転テーブルの上に取り込む立体物を置き、PCにインストールした付属ソフト「MakerWare for Digitizer」を使ってほぼ自動で3Dスキャンを行えるのが特徴。PCに出力する際のファイル形式はSTLなど標準的なものを利用でき、スキャン後すぐに3Dプリンタによる3D出力が可能となる。

また、本体に2個のラインレーザー(Class1)と130万画素のCMOSイメージセンサを搭載し、スキャンした立体物は約20万ポリゴンの頂点データをデジタル・メッシュデータできる。そのほかの仕様は、精度は精度は±2mm、表面解像度は 0.5mm、取り込む立体物の最大寸法は203mm×203mmで最大重量は3kg。

対応OSはWindows 7/8、MacOS 10.7以降、Ubuntu12.04以降で、PCと同製品との接続はUSBのみとなる。価格は17万5800円、出荷は2013年内を予定している。

立体物設置のイメージ