IT機器の輸入販売を手掛けるBRULEの日本法人ブルレーは、海外の最先端デスクトップ型3Dプリンタ5社の8機種とソリューションを提供する「3Dプリンター・ショールーム」を9月30日にオープンさせたことを発表した。

3Dプリンタは、そのほとんどが海外製品であり、実際に国内で触ることができる機会はそれほど多くない。同ショールームは、そうした中でも普及型のデスクトップ型製品を実際に触れ、操作面や造形物の品質を比べて、購入者に最適な商品とソリューションを提供することを目的に開設されたもの。

同ショールームでは、同じ3Dデータを用いて、8機種で作った造形物を比較するサンプルも用意されており、他機種の中から購入者が最適なものを選択することが可能となっている。

なお、場所は東京都千代田区外神田5-1-7 森芳第二ビル1階で、営業時間は平日11:00~12:00、14:00~15:00、土曜11:00~16:00で、それ以外の時間は完全予約制で同社Webサイトにて受付を行う形となっている。また休館日は日曜・祝祭日としているが、今後の運営状況により休館日を変更する場合もあるとしている。

なお、同社は今後、3Dスキャナや3D用CADソフトなどの周辺機器の品ぞろえを拡充するほか、3D造形に関する技術的なサポートにも力を入れていく予定としている。

実演展示されている8機種は以下のとおり。

  1. MakerBot Replicator 2X(2色タイプ:米国Makerbot Replicator製)
  2. MakerBot Replicator 2(単色タイプ:米国Makerbot Replicator製)
  3. Cubify Cube(小型造形用:米国3D Systems製)
  4. Cubify CubeX(中型造形用3色タイプまで可:米国3D Systems製)
  5. Printrbot Plus(単色タイプ:米国Printrbot製)
  6. Type A Machines(単色タイプ:米国Type A Machines 製)
  7. UP Plus 2(単色タイプ:中国Delta Micro Factory corporation製)
  8. UP mini(小型造形用:中国Delta Micro Factory corporation製)

ショールームの外観ならびに内観