D2Cは9月30日、同社が開催した中高生のアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園 2013」の結果を発表した。

「アプリ甲子園」は若手クリエイターの発掘と育成支援を目的として毎年開催されているスマートフォン向けアプリの開発コンテスト。3度目の開催となる今年は合計533件の作品が集まり、9月6日の予選審査で12組が選出されて、9月29日に同社本社で決勝戦が行われた。

決勝戦では12組のアプリを開発した小中高生がプレゼンテーションを行い、5名の審査員がアプリの独創性やデザイン性、操作性、完成度などを審査した。

「アプリ甲子園 2013」決勝戦の集合写真

優勝に輝いたのは、渋谷教育学園幕張高校 浅部佑さんの、身近な音を使ったクイズゲームアプリ「SoundGuess」。SoundGuessはユーザーが登録したさまざまな音を自動的にクイズ形式にして出題するアプリで、音データをクラウド上のデータベースに保存する機能も備えている。クラウドのデータベースを活用したデータ共有システムや、クイズの回答を自動生成する仕組みが高く評価された。

SoundGuessのアプリイメージ

準優勝には、岡山県立岡山一宮高校 池原克明さんの楽器アプリ「Wabeat(ワビート)」が選ばれた。だれでも簡単に演奏を楽しめる同アプリは、プログラミングの完成度が群を抜いて高かったという。

Wabeatのアプリイメージ