NTTコミュニケーションズ(NTT Com) は9月27日、EMCジャパン(EMC)と、両社のクラウドサービス強化を目的に、「EMC Velocity サービス プロバイダー プログラム」契約を締結したと発表した。

「EMC Velocity サービス プロバイダー プログラム」は、EMCのサービス プロバイダー パートナーによるパブリッククラウドサービスおよびプライベートクラウドサービスの開発、導入、市場展開、販売、提供を支援するプログラム。

契約締結による主な取り組みとして、EMCのコンサルティングサービスを活用したストレージのクラウド化支援や、共同でのマーケティング・営業活動による新規市場の開拓を行う。

具体的には、NTT Comは、EMCのストレージソリューションを採用した「Bizホスティング Enterprise Cloud」および「Bizホスティング Cloud」を提供しているが、今後、さらにEMCの持つ様々なストレージ技術を採用する。

また、EMCが提供するプライベートクラウド/仮想化コンサルティングのノウハウやNTT Comのクラウド移行を支援するオンプレミス接続サービスなどを活用することで、顧客のデータのオンプレミスからクラウドへのスムーズな移行を支援する。

そのほか、NTT Com とEMCによる共同マーケティングや営業活動を通じ、金融機関や政府機関のシステム、また企業の経営情報、マーケティング情報を扱うシステムなどデータマネジメントが重視される基盤システムのクラウド化を積極的に提案し、ビッグデータ分野の利用拡大を進めていく。