NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、拠点間をエンド・エンドで接続する完全帯域保証型のイーサネット専用線サービス「Arcstar Universal One イーサネット専用線」において、100Gbpsイーサネット・インターフェース対応メニューを追加し、5月20日より申込み受付を開始すると発表した。

同サービスは、国内の全都道府県において100Gbpsの超大容量データ通信を実現、太平洋側・中央・日本海側の3ルートを用意し、顧客は希望のルートを選択できることから、大規模災害・故障発生時にも重要通信を確保できる冗長化されたネットワーク環境を構築可能となり、BCP(事業継続計画)対策としても有効。データセンターや企業の主要拠点を結ぶ信頼性の高いネットワーク環境を全国規模で構築可能となる。提供エリアは、日本国内の全都道府県。

「Arcstar Universal One イーサネット専用線」イメージ図

また、開通遅延(申込みから開通までの時間)、故障回復(故障から復旧までの時間)、ネットワーク稼働率(ネットワーク全体の稼働率)、回線稼働率(契約回線ごとの稼働率)の4つのSLA(Service Level Agreement)を用意し、サービスの品質を保証する。

利用料金(税抜)は、初期費用が5万円、月額料金が480万円から(インターフェース規格100GBASE-LR4)。

NTT Comは今後、提供するクラウドサービスなどの基盤となる国内データセンター間のバックボーンネットワークについても、100Gbpsへの大容量化を推進。また、日米間を結ぶグローバル専用線についても、100Gbpsメニューの提供を予定している。