3D Systemsは4月24日、次世代フルカラー3Dプリンタ「ProJet x60シリーズ」の提供を開始したことを発表した。

同シリーズは、独自技術のColor Jet Printing(CJP)技術ならびに新たな素材である「VisiJet PXL」を採用することで、最大でAdobe Photoshopで表現できる色数の90%を再現することが可能だという。

同シリーズとして提供されるのは、モノクロ機が「 ProJet 160」および「ProJet 360」の2機種、フルカラー機が「ProJet 260C」、「ProJet 460Plus」、「ProJet 660Pro」、「ProJet 860Pro」といった4機種の合計6機種。

各機種の造形エリアとZ方向の造形速度などの仕様は以下の通り。

  • ProJet 160:236mm×185mm×127mm、造形速度は20mm/時(0.8インチ/時)、最小表現サイズは0.4mm(0.016インチ)
  • ProJet 360:203mm×254mm×203mm、造形速度は20mm/時(0.8インチ/時)、最小表現サイズは0.15mm(0.006インチ)
  • ProJet 260C:236mm×185mm×127mm、造形速度は20mm/時(0.8インチ/時)、最小表現サイズは0.4mm(0.016インチ)
  • ProJet 460Plus:203mm×254mm×203mm、造形速度は23mm/時(0.9インチ/時)
  • ProJet 660Pro:254mm×381mm×203mm、造形速度は28mm/時(1.1インチ/時)
  • ProJet 860Pro:508mm×381mm×229mm

次世代フルカラー3Dプリンタ「ProJet x60シリーズ」の外観