NECは1月24日、台湾の飲食店口コミサイト「iPeen」を運営するHongKuと提携したことを発表した。NECは今後、HongKuの顧客基盤と自社のスマートデバイス向けアプリケーション開発ノウハウや外食店舗向けソリューションを活用し、台湾で消費者と店舗をつなぐ新たなサービスを展開する。

iPeenは、登録店舗数約10万店舗、月間利用者数216万人のグルメ情報サイト。今回の提携では、iPeenの加盟店にさまざまなアプリケーションをクラウドから利用できる「NECモバイルPOSサービス」を提供する。同サービスのPOS機能、CRM機能によって、加盟店は売上情報に基づく高度な売上分析が可能になるという。

iPeenのWebサイトイメージ

また、CRM機能によって個々の消費者の購買活動を分析し、ターゲットの好みや利用状況に合わせたクーポンの作成・配信も行えるようになる。このほか、ポイント付与、オンライン予約といったサービスも提供し、消費者の来店を促進して、加盟店の売上拡大を支援するとしている。