ルネサス エレクトロニクスは10月16日、10月3日に公表した早期退職優遇制度の応募人員数および特別損失の計上額などに変更が生じたことを発表した。

今回の修正は、10月3日の公表時の応募人数は7511名で、これに伴う特別損失額は約850億円(人件費の削減効果は年間で約540億円)としていたが、応募人員数の集計後、最終的な制度適用者の確定までの間に65名が、同制度の取り下げをしたことによるもの。

これにより、応募人員数は7446名、特別損失の計上額は約840億円(年間の人件費削減効果は約530億円)になるという。

なお、同社では、関連する標記開示資料に関して、人数および特別損失額以外の変更箇所はないとしている。