ジャストシステムは10月5日、Twitterなどと連携して、ウェブサイトの集客を支援するSNS連携サービス「コックピット」を11月29日から無償提供すると発表した。現在、サービス利用の申し込み受付が行なわれている。

コックピットは、グラフ表示などでウェブサイトの運営状況をわかりやすく伝え、Twitterでのツイートなどを通じて集客を促進できるWebサービス。同社製品の「ウェブサイト・ビルダー」を利用する中小企業や個人事業主から「ウェブサイト運営状況の把握が難しい」「アクセス数が増加しない」といった声が数多く寄せられていることを受け、集客施策の継続的な実施を支援するためにリリースされた。

コックピットの利用申し込みページ

コックピットは、ツイートによるウェブサイトの告知をはじめ、マルチアカウントの管理など、Twitterクライアント機能を持つ。また、ページビュー数やTwitterでの告知によるアクセス数の変動を1時間ごとに集計して、グラフ表示する機能も備えている。グラフとTwitterのタイムラインは連動しており、グラフ上で変化しているポイントをクリックすると、その時点で行った告知施策と、ユーザーからの反応を確認することができる。

また、各種データから状況を分析し、施策を行うタイミングや告知内容などを提案する機能も搭載されている。このほか、ウェブサイトへのアクセス数やTwitterでの反応状況など、前日の実績値をまとめた日報メールを毎朝配信する機能などもあり、ウェブサイトの運営状況が容易に把握できるようになっている。

サービスの提供開始後も随時機能強化が行われる予定で、スマートフォンへの対応や、アクセス数が急増した場合などに通知する速報メール機能、Facebookクライアント機能の追加などが予定されている。