シャープは10月1日、スマートフォン(スマホ)向けに5型でフルHD(1080×1920ドット)を実現した液晶パネルの生産を同社三重第3工場にて開始したことを発表した。
同液晶パネルは、CGシリコン技術を採用し、新規の画素設計や生産プロセスの革新などを取り入れたことで、一般的なフルハイビジョン液晶テレビと同等の画素数をスマートフォンの画面サイズで実現した。
画素密度は従来の液晶パネル比で約1.3倍の443ppiとなっており、なめらかな文字表示や鮮明な地図表示、リアリティ溢れるフルHDの映像表示が可能になったという。
なお、同社では需要が拡大しているスマートフォン向けに今後も高精細液晶パネルを供給することで、高画質化を推進していくとしている。