クリエイティブラボPARTYの川村真司氏、清水幹太氏、及び、映像作家の関和亮氏が携わったユニコーンのミュージックビデオ「Feel So Moon」が公開された。
同ミュージックビデオは、人気コミック「宇宙兄弟」とコラボレーションしているのだが、単にミュージックビデオにキャラクターが登場するといったものではない。
まずはこちらの動画をご覧いただきたい。
ご覧いただいた通り、このミュージックビデオはコミック、ムック、そしてCDという3つの媒体がコラボし、あらかじめ、このミュージックビデオのために仕込まれたページやコマが存在する。
例えば、ミュージックビデオの2:05ごろに登場するムックのパラパラ漫画は、曲の中に登場する「月の砂漠でキミとダンス」、「うさぎに負けず高く跳ぶのさ」という歌詞を表現している。また、3:03ごろに登場するムックの文章は横に並んだ一番上の文字を、「なんでもななつにまとめてんじゃない」(歌詞)と読むことができる。極めつけは4:28ごろ。コミックにユニコーン本人たちが登場する。これは宇宙兄弟作者である小山宙哉氏による書き下ろしとなっている。
今回コラボしたのは、先立って発売された「宇宙兄弟」18巻、MOOK「We are 宇宙兄弟」、そして、初回限定盤CD「Feel So Moon」。このミュージックビデオのために、すべてがデザイン・設計・執筆されているというとてもダイナミックな展開だ。
公式ウェブサイトは「解説付きインタラクティブミュージックビデオ」になっており、音楽に連動しながら映像の各シーンが実際のどの商品のどこを利用しているのかを解説している。また、全てのシーンを自身の手で再現することもできるよう、リンクから商品を購入することもできる。