フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

東京都美術館は、「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」を開催する。会期は6月30日~9月17日。

同展覧会では、「王立絵画館」の名で世界的に知られるオランダ・マウリッツハイス美術館のコレクションの数々を展示する。数あるコレクションの中でも、オランダの画家・フェルメールのシンボル的存在である有名作「真珠の耳飾りの少女」の来日をメインに据えたものとなる。

そのほか、最晩年の境地を描いた「自画像」など、レンブラントの作品6点が一堂に会するほか、フランス・ハルス、ヴァン・ダイク、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)など、17世紀オランダ・フランドル絵画を代表する作家による作品が展示される。

展覧会図録(左)、同展覧会の公式サポーター・武井咲さん(右)

展覧会の図録には、出品作約50点の解説に加え、マウリッツハイス美術館館長からのメッセージや、学芸員によるオランダ絵画の解説などが掲載されている。また、館内で利用可能な音声ガイドでは、時代背景や当時の流行などの紹介を同展示会のオフィシャルサポーター・武井咲さんが、作品解説のナレーターをガイド経験の豊富な安井邦彦氏が務める。