OKIデータは、欧州市場向けにビジネス向けLEDプリンタ・複合機のラインナップ拡充を図り、デスクトップタイプのA4カラー・モノクロLEDプリンタ4機種と、モノクロLED複合機3機種の合計7機種を開発し、5月中旬より出荷を開始すると発表した。

モノクロLED複合機「MB441」

同社によれば、欧州ではビジネス用途に不可欠な機能を備えたより求めやすい価格のプリンタ・複合機が伸びており、同社では、欧州の主要地域における販売強化を図っており、プロモーションや営業人員を強化するほか、販売代理店網を拡充させることで、プリンタ・複合機の拡販を加速するという。

今回開発したプリンタ・複合機は、ネットワーク/自動両面印刷に標準対応した、SOHOや小規模事務所向けに最適な商品。

カラーLEDプリンタ「C321dn」「C301dn」では、本体の高さがわずか24.2cmと、自動両面印刷に標準対応しているA4カラープリンタ・複合機の中で世界最薄を実現(同社調べ)。省電力とスピードを両立した独自技術「インテリジェント・クイックプリント」を搭載しており、2枚までの少数印刷の場合、プリンタが枚数を検知することで、1枚目の印刷待ち時間を短縮し、消費電力を最大で20%削減する環境性能を備えている。

モノクロLEDプリンタ「B401d/401dn」は、EU指令に基づく省エネ規制であるErP指令Lot6に対応し、一定の時間が経過すると自動で電源をオフにするオートパワーオフ機能を搭載する。

モノクロLED複合機「MB441/451/451W」は、自社開発スキャナを搭載し、独自の自動両面スキャン機構により、最初にまず読取原稿を反転させることで、用紙ルート長を短縮させ、高速化と小型化を実現した。