同社は、米アドビ システムズ（以下、米アドビ）とのプロフェッショナル映像制作領域における連携を強化すると発表した。

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同社と米アドビが連携することにより、これまでに構築してきたXDCAM編集ワークフローに加えて、高画質4Kコンテンツ制作ワークフローの構築、制作メタデータの運用によるワークフローの効率化、そして「XDCAM Station」とのインターオペラビリティを推進していく。

4K映像を撮影できるCineAltaカメラ「F65」の映像素材を、米アドビのノンリニア編集ソフトウェア「Adobe Premiere Pro CS6」に取り込み、編集を可能とする再生ソフトウェア(DeBayer)を新たに製品化。同製品のリリースは2012年8月を予定しており、F65RAW素材の高画質でのネイティブ編集や、低解像度映像の編集を行えるようになる。また、同社と米アドビが2006年以来取り組んできたXDCAMのワークフローも進化するという。

ソニーは米国で開催されている展示会「NAB 2012」の「XDCAMワークフローとSRMASTERワークフロー展示エリア」にて、最新の「Adobe Premiere Pro CS6」と同社商品との連携展示を行い、米アドビは「Creative Suite 6」の発表を行うとのこと(製品出荷は2012年上期を予定)。

なお、今後2社はニュース素材から映画やドラマなどのハイエンドコンテンツ制作まで、ワークフロー効率化に向けた提案を積極的に行っていくとしている。

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