フォーティネットは4月9日、中堅企業向けにネットワークセキュリティアプライアンスの新モデルとして、集中管理システム「FortiManager-400C」、集中レポートシステム「FortiAnalyzer-400C」、統合セキュアメールアプライアンス「FortiMail-400C」、Webアプリケーションファイアウォール「FortiWeb-400C」を市場に投入すると発表した。
FortiManager-400Cは、デバイス検出/グループ管理/ファシリティ監査/複雑なメッシュ型/スター型VPN環境の管理などの主要機能に加え、FortiGate/FortiMailシリーズに加え、FortiClientエンドポイントセキュリティエージェントに対し、集中管理されたポリシーベースのプロビジョニング・設定・アップデート管理を提供する。同製品は、1-RUラックマウントのユニットで、最大300台までのネットワークデバイスおよび最大50ドメインまでの仮想管理機能(ADOM)をサポートする。
FortiManagerの管理画面 |
FortiAnalyzer-400Cは、同社のデバイスおよび他のSyslog互換デバイスからのログデータをセキュアに収集/分析/ポーティングする。同製品は、攻撃パターンの特定を効率化し、ポリシーコンプライアンスを測定、企業が個人情報管理やセキュリティ侵害に関する法規制への対応を支援する。
WebアプリケーションファイアウォールであるFortiWeb-400Cに続き、同社は統合セキュアメールアプライアンスの新モデルFortiMail-400Cをリリースした。
FortiMail-400Cは、最新OSのFortiMail 4.0 MR3の機能拡張によりIPv6をサポートする。現行製品の「FortiMail-400B」と比較し、時間当たりのメッセージ(MPH)パフォーマンスで130%増を実現、メモリは4倍、ディスクストレージ容量は2TBまで拡張されている。
