同じPCでも、経理が中心のグループや、メールチェックがメインのグループ、開発を行うグループなど、用途によって必要とされるスペックは変わってくる。伝票入力やメールチェックのみならコスト重視でもいいが、開発などPCへの負荷が高い用途ならハイスペックPCにすることで業務効率も上がる。極端な例ではあるが、こうしたことをきめ細かく設定することで、企業全体の効率化も果たせるうえ、コストの削減も可能になるのだ。

製品の詳細スペックなどを決定するカスタマイズページ。左下には価格や配送料が表示される。製品の細かなスペックは、画面を下にスクロールしていくと表示される

HP Directplusで製品をカスタマイズする場合、変更可能なオプションはプルダウンメニューに表示されるので、その中から選んでいくだけでいい。間違えることも少なく、選択しやすいシステムといえるだろう。この辺のユーザービリティの高さもHPの人気の秘密なのだ。

選択できる各項目の横には「▼」のプルダウンメニューがあるのでそこをクリックすれば、選択肢が表示されるので、希望の仕様に変更すればよい

ここではメモリを4GBに増やしてみた。仕様を変更すると左下の「構成価格(税込)」にリアルタイムに反映される。この要領で、価格を確認しつつカスタマイズしていけばよい

スペックのカスタマイズだけでなく、前回もお伝えした保守サポートメニューもここで追加することができる。注文時にしか受け付けられないオプションも多いので、前回記事も参考に詳細を選択していこう。

下にスクロールしていくと、保守・サポートの各サービスもここでオプションとして追加できる。こちらもプルダウンメニューから任意に選べばよい

購入する製品の仕様が決まったら、個数を入力して「カートに入れる」をクリックする。するとショッピングカートへ投入された製品のスペックや価格が表示されるので、よく確認しておこう。また、同時に「納品予定日」の欄には製品が届く目安の日数が表示される。もちろん、東京生産の場合は最短で正式受注後5営業日で納品されることになる。このフットワークの良さは、東京昭島工場を所有するHPならではだ。内容を確認したら「見積保存・注文へ」をクリックする。

カスタマイズが完了したら、上スクロールして戻り、セット数(注文個数)を入力する。「カートに入れる」をクリックして次の画面で内容を再確認しよう

注文した製品の詳細はこの画面で確認できる。個数はここでも調整できるがカスタム内容は修正できないので注意

確認が済んだら画面下方にある「見積保存・注文へ」をクリックする

次の画面では、HP Directplusのユーザー登録を行う。利用したことがあるならば、ログインIDとパスワードを入力。今回が初めての利用なら「新規登録」をクリックして必要な情報を入力してユーザー登録をする。ログインして先に進むと「見積保存」を選択することができる。有効期限は2週間あるので、この情報を元に稟議を提出しても、十分余裕があるはずだ。

次の画面ではユーザー登録を行う。初登録ならば「新規登録」、すでに登録済みの場合はログインIDとパスワードを入力して「ログイン」しよう

ログインするとユーザー情報が表示されるので再確認しておこう。内容が合っていれば、「見積保存・注文へ」をクリックして先へ進む

同じ画面の下では支払い方法の選択ができる。「現金振込(前払い)」「クレジットカード」「分割払い」「リース」「掛売り」「代引き」が用意されているので、自社の決済方法に合うメニューを選べばよい。ここで決済方法を選び、確定すれば注文は完了となる。

フローとしては至ってシンプルだが、分かりづらいようなら画面に表示されている「HP Directplus コールセンター」または「カスタマー・インフォメーションセンター」に連絡しよう。決まった時間に電話がほしいときは、携帯からも通話料が無料のコールバックサービスが便利だ。HPでは、こうした購入前のサービスも充実しているので、Web通販に不慣れな場合でも非常に安心できる。

次の画面では、見積を保存するか、決済へ進むかが決められる。決済する場合は支払い方法を選択し、隣のボタンをクリックして注文を確定する