東日本大地震被災地支援プロジェクトの「kizunaworld.org」(キズナワールド・ドット・オルグ)は、震災から1年が経過した11日に、坂本龍一氏がこの日のために書き下ろした新曲『Requiem』を発表した。

同楽曲は、Yellow Magic Orchestraのライブサポートメンバーとしても活躍する音楽家の権藤和彦氏と坂本氏のコラボレーションにより実現。両氏は、「311から1年、あらためて哀悼を表すとともに、残された者に寄り添えるように。」(坂本氏)、「思う気持ちは皆同じです。出来ることをして共に生きていくことです。この曲に参加させていただいた事に深く感謝いたします。」(権藤氏)、とのコメントを発表している。

kizunaworld.orgは、坂本氏と平野友康氏が発起人となり、同プロジェクトに賛同するアーティストたちの作品を毎月発表し、作品に対する寄付を募ることで被災地への支援を継続的に行っていくプロジェクト。寄付は1口1,000円から募り、寄付を行った人に作品をダウンロードにて提供している。