リコーは、新たなスタンダードモデルのプロジェクタのラインナップとして、3,500ルーメンの「IPSiO(イプシオ)PJ WX5350N」および4,200ルーメンの「IPSiO PJ WX5360N」の2機種、4モデルを2月2日より発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は、 WX5350Nが25万2,000円程度、X5360Nが28万1,800円程度。

「IPSiO PJ WX5350N/X5360N」

両製品は、天吊りでの常設や机上設置など多様な設置スタイルに対応したプロジェクタ。ランプには、光をRGBの3原色に分解し、プリズムにより再び合成して投写する3LCD方式を採用。1.7倍ズームレンズを搭載し、投写面から最小距離約2.2mで80インチ投写が可能。

また、投写するデータに応じて光量を自動的に調整し、最大24%の消費電力を削減するオートエコモード機能を搭載した、省エネにも配慮した製品となっている。

インタフェースは、D-Sub、RCAピンジャック、S-VIDEO、HDMIのほか、有線LANや無線LANにも標準対応、市販のUSBキーボードをプロジェクタに接続し、ネットワークに接続しているPCの遠隔操作を行ったり、同梱されている「Advanced Network Utility」を使用することにより、投写中の画面を他のPCに同時表示させたり、ネットワーク上の別のPC画面に切り替えが可能な「発表者指定モード機能」も搭載している。

WX5350Nは、リアル解像度が1,280×800ドット(WXGA)、アスペクト比は16:10、WX5360Nは、リアル解像度が1,024×768ドット(XGA)、アスペクト比は4:3となっており、どちらもコントラスト比が2,000:1、投写画面サイズは25~300型、外形寸法はW398×D276×H127mm、質量は約3.9kg。

また、両機種には、標準の1年間無償保証に加え、2年間保守をプラスした、「安心3年モデル」も用意され、こちらの市場想定価格は、 WX5350Nが27万7,200円程度、X5360Nが30万700円程度。