One NTT DATAとして、新たなスタートの年

新年明けましておめでとうございます。

NTTデータグループでは、国内では震災の影響や円の高止まり等、引き続き厳しい事業環境が続く中、世界のグローバルITサービス企業の中でグローバルTOP5に入るという、大きな目標を掲げ取り組みを進めています。

2011年は、伊Value Teamなど新しい仲間を迎え、現在のグローバルカバレッジは、海外拠点34カ国、国外社員数は26,500人と一定の規模を確保するに至りました。 そして、グローバルデリバリーモデルの確立、グローバルリソースの効率連携を目的として、SAP Global One Teamをはじめソリューション、業界単位で5つの「One Team」を発足させる等、お客さまのグローバルビジネスを成功に導くための、真の「ビジネスパートナー」への進化をグループ一体となって積極的に進めています。

2012年は、さらにこの流れを加速させるために「One NTT DATA」をテーマに掲げ、地域やソリューションを軸としたグローバルガバナンスの強化やグローバルブランドの統一を本格的に進めていきます。1月の米州でのNTT DATA.Inc設立を皮切りに、順次、世界各地域においてNTT DATAブランドが誕生する、NTTデータが真のグローバル企業として歩み始めるスタートの年となります。

また同時に、従来のシステムインテグレーション事業に加え、サービス事業・ソフトウエア事業の拡大を目指す、「3本の矢」の取り組み通じてお客さまの多様な要求にお応えするための変革を推進していきます。特にサービス事業の強化については、社会的なビジネスインフラとしてのM2Mクラウドプラットフォーム「Xrosscloud」を構築し、各分野でのサービスモデルの確立と、収集したビックデータを活用したさらなる高付加価値サービスの提供を目指します。またソフトウエア開発自動化、リバースエンジニアリング技術開発の推進、海外リソースの活用を通じ、お客さまへ高品質、かつ低コストでより高い付加価値をもつサービスの提供を強化していきます。

今年は、真のグローバル企業としての記念すべきスタートの年といえます。真のグローバルビジネスパートナーとして、「お客さま満足度No.1」の追求、そしてグローバルTOP5の達成に向けての挑戦を続けていきます。