OSやブラウザ、検索エンジン、スクリーン解像度などのシェアを報告している「StatCounter Global Stats」の調査結果にWindows 7とWindows XPのシェアの逆転が現れ始めている。同調査によれば、世界中でもっとも大きいシェアを持つデスクトップOSは、Windows XPからWindows 7へ置き換わりつつあることになる。
StatCounterの報告するデータは、ほぼ同じ種類のデータを公開しているNet Applicationsと大きく異なる部分がある。Net Applicationsでは2011年9月におけるWindows XPのシェアを50.50%、Windows 7のシェアを32.42%と見積もっており、両者の間には大きな開きがある。
ただし、StatCounterの報告するデータもNet Applicationsの報告するデータも、シェア変動の傾向は同じものを示している。Windows XPはシェアを減らし、Windows 7はシェアを増やしている。重み付けの方法や得られるデータの違いなどから数値には開きがあるが、Windows 7が第一OSとしての立場を確実なことにしつつあることがわかる。