STMicroelectronicsは、白色LEDで構成されるLCDおよびキーパッド用バックライトの設計を簡略化することが可能なLEDバックライト・ドライバIC「STLA02」を発表した。

同製品は、バックライトの負端子(ローサイド)をグランドに直結し、ローサイドの検出用接続が不要なハイサイド電流検出を行うことで、バックライトの設計を改善することが可能なため、プリント基板のシンプルな設計やバックライトへの配線数の低減が可能になり、システムの信頼性を向上させることが可能となっている。

最大6個のLEDを駆動することが可能ながら、電源電圧2.5Vで動作するため、1個のリチウム電池を電源とするシステムでも使用することができるほか、最大入力電圧が18Vのため、その他のさまざまなバッテリでも使用可能だ。

なお、同製品はすでに量産中で、DFN6パッケージ(6ピン)にて提供される。単価は1000個購入時で約0.892ドルとなっている。

LEDバックライト・ドライバIC「STLA02」