ロームは、同社連結子会社のOKIセミコンダクタおよびその子会社3社の商号を2011年10月1日付けで変更することを決定した。

OKIセミコンダクタは、2008年10月1日付けで沖電気工業がロームに同社の株式を売却する形で譲渡された半導体会社で、これまで経過措置としてOKIブランドを継続して使用してきたが、買収より3年が経過し、ロームグループとしての認知度が高まってきたことを受け、商号変更を取締役会で決議したという。

新社名は「ローム・ラピスセミコンダクタ株式会社(英文:ROHM Lapis Semiconductor Co., Ltd.)」で、宮城、宮崎、タイの子会社もそれぞれ、「ローム・ラピスセミコンダクタ宮城」、「ローム・ラピスセミコンダクタ宮崎」、「ROHM Lapis Semiconductor(Ayutthaya)」へと同日付で変更される予定。

なお、事業内容などについては従来のまま、ロジックLSIや光通信用デバイスなどの開発、製造を行っていくとしている。