ルネサスのLEDドライバ開発支援ツール「R2A20134EVB」6製品

ルネサス エレクトロニクスは、LED電球向けLEDドライバIC「R2A20134」を搭載し、LED制御回路の設計を容易化する、開発支援ツール「R2A20134EVB」として6製品を開発、提供を開始したことを発表した。

6製品はLEDを直流電流駆動する際の主要な回路構成である、トランスを使った電気的絶縁構成、コイルを使った非絶縁構成、トライアック調光対応および非対応などに適用させたもので、ボード説明および評価データ、パーツリストなどを記載したアプリケーションノート、外付け定数設定補助ツールが同梱されている。

また、R2A20134は、通常のLEDドライバ用MOSFETの耐圧である700V以外に、500~300V品も用意、システムコストの低減が可能なほか、92%の効率と力率0.94を実現している。

なお、同社は同開発支援ツールでのシステム設計サポートにより、R2A20134の生産量を2014年には月産1000万個に高める計画としている。