日本HPは、オフィス内モバイルや在宅勤務に最適なノート型のシンクライアント端末「HP 6360t Mobile Thin Client」を発表し、販売を開始した。価格は69,300円。

「HP 6360t Mobile Thin Client」

「6360t」は、非光沢の13.3インチワイド液晶(1,366×768ドット)を搭載し、重量1.95kgのモバイルシンクライアント端末。CPUにIntel Celeron B810(1.6GHz)を搭載し、OSはWindows Embedded Standard 7 Service Pack 1。Citrix XenApp v12.1.0.30やVMware View Client v4.6をはじめとしたリモートアクセスソフトも標準搭載する。

ディスプレイカバーには傷がつきにくいヘアライン加工酸化アルミニウムを、底面カバーには、メモリーなどの交換・増設が簡単に行える「HP Easy Access Door」を採用した。

セキュリティでは、管理者以外からのOSやアプリケーションの変更を不可能にする「EWF」(Enhanced Write Filter)と、フォルダやファイルごとに書き換えを許可する「FBWF」(File Based Write Filter)のほか、ウィザード操作で簡単にUSBメモリを用いたバックアップイメージの取得・配布が行える「HP ThinState Tools」、全てのHPシンクライアントをリモート管理できる「HP Device Manager」などの管理ソフトを搭載している。

メモリは4GB DDR3-SDRAM、フラッシュメモリディスクは4GB、インタフェースは、10BASE-T/100Base-TX/1000Base-T、D-Sub、ExpressCard/54、SDカードスロット、IEEE802.11a/b/g/n、DisplayPort、マイク、ヘッドホン/ラインアウト出力、eSATA/USB 2.0コンボポート、USB 2.0×3。外形寸法はW322×D220×H33.7mm。