Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2011年5月のブラウザシェアが発表された。発表されたシェアは次のとおり。

2011年5月ブラウザシェア - Net Applications報告

2011年5月バージョン別ブラウザシェア - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 54.27% 下落傾向
2 Firefox 21.71%
3 Chrome 12.52% 成長傾向
4 Safari 7.28%
5 Opera 2.03%
6 Opera Mini 1.27%
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 31.28% 17ヶ月連続1位
2 IE6 10.36% 下落傾向。3位から2位へ浮上
3 Firefox 4.0 10.08% 6位から3位へ浮上
4 Chrome 11.0 9.73%
5 Firefox 3.6 9.14% 2位から5位へ下落
6 IE7 7.04% 下落傾向。5位から6位へ下落
7 Safari 5 4.74%
8 IE 9.0 4.19%
9 Opera 11.x 1.61%

4月に引き続き5月もChromeとOpera Miniがシェアを増やした。5月は各ブラウザベンダから新しいバージョンがリリースされた影響で、バージョン別ブラウザの順位が大きく変動している。Firefox 4は順調にシェアを増やして3位を確保。代わりにFirefox 3.6がシェアを減らしている。

シェアでIE6が第2位に復帰した点も注目される。Internet Explorer 6 Countdownは5月におけるIE6のシェアを10.9%としており、Net Applicationsの報告と近い。IE6は長期に渡って下落傾向が続いているとはいえ、依然として10%を超えるシェアを確保し続けている。IE9はシェアを増やしており、5月には世界平均で最終的に12.2%まで上昇。米国に絞れば5月末には17%までシェアが増えていると報告されている。6月のシェア報告でFirefox 4とIE9が上位にランクインすることになるとみられる。

Net Applicationsはタブレットからのアクセスも集計。iPadからのアクセスがシェア全体の0.92%だったのに対し、Samsung Galaxy Tabが0.018%、Motorola Xoomが0.012%、Blackberry PlayBookが0.003%と、タブレットデバイスにおいてはiPadからのアクセスの割合が多いことを報告している。