NTTドコモは2月22日、環境センサーネットワークを活用した健康気象に関するサービスやアプリケーション提供に関して、いであ株式会社と業務提携することで合意したと発表。7月から熱中症の予防を目的としたモバイル版「バイオウェザーサービス(仮称)」の提供を開始する。
モバイル版「バイオウェザーサービス(仮称)」は、NTTドコモの環境センサーや気象庁のアメダスによる気象実測値をもとに、全国各地や現在地における熱中症の危険度を色分けされたマップ上で確認できるようにするもの。
このサービスは専用の「ハザードマップアプリ(仮称)」で利用可能で、気象実測値から生活空間における体感温度を推定した分布図が表示されるという。
同サービスの対応機種はスマートフォンやiモード対応機種で、利用料金は月額105円(税込)。他社の携帯電話でも利用可能となっている。
なおNTTドコモは、今回発表された いであ との業務提携に基づき、2011年7月~8月の約1ヵ月間で屋内外の熱中症対策に関する実証実験を実施する予定。