エルピーダメモリは、同社子会社の台湾Rexchip Electronicsがエルピーダの40nmプロセスを用いた2GビットDDR3の試作に成功したことを発表した。

同40nmプロセスメモリは、要求性能を達成しており、Rexchipでは、生産能力のすべてを40nmプロセス化する計画もスケジュールどおりに進んでいるとしている。

現在のRexchipの生産能力は300mmウェハファブ(R1)にて65nmプロセスで月産8万枚の処理が可能。すでに40nmプロセスへの対応に向け、2台のArF液浸スキャナ装置が導入されており、残りの製造装置も11月までには導入される予定で、このまま行けば、計画にしたがって2010年末までに8万枚の生産能力を40nmプロセスへ移行できるものとRexchipでは予測している。