組込みシステム技術協会(JASA)が主催し、組み込みソフトウェア分野の若手人材育成を目的に毎年行われているETソフトウェアデザインロボットコンテスト(ETロボコン)。2010年4月6日に2010年大会(ETロボコン2010)の参加募集を締め切り、6月3日応募状況を公開した。
今年で9回目の開催となる今回は、参加チーム数は2009年大会とほぼ同等の350チーム。約1,700名およびタイ、中国、韓国からの海外チームによる参加者を迎える形での開催となる。
地区大会は、昨年までの7地区に北海道、北陸、沖縄を加えた全国10地区での開催へと規模を拡大。全国各地での組み込みソフトウェアエンジニアの人材育成強化が図られる。
各地区の上位入賞チームによるチャンピオンシップ大会は12月1(水)~2日(木)にてパシフィコ横浜で開催される予定だ。
また今回から、競技に用いられるロボット走行体が完全にレゴ マインドストームNXTへと一本化されるのに伴い、従来の同RCXをモチーフとしたロゴ・マークからの変更が行われる。こちらも公募を行った結果、288件の応募作品があり、その中から選出された。
なお、地区大会は9月初旬より、順次各地区ごとに行われていく予定。