NVIDIAは5月27日、GPUを用いたプログラミングコンテスト「GPUチャレンジ2010」の優秀者への表彰式を行ったことを発表した。
同コンテストは、情報処理学会ハイパフォーマンスコンピューティング研究会が主催するもので、情報処理学会の主催シンポジウム「SACSIS (Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures)」の開催に併せて表彰式が執り行われた。
2009年に続き2回目の開催となる今回のコンテストの応募チーム数は、前回大会の約1.5倍となるのべ86チーム190名で、大学生や大学院生のほか、高校生、高等専門学校生なども参加。「規定課題部門」には63チーム142名が、「自由課題部門」には23チーム48名が応募を行い、、東京工業大学の松岡聡氏を委員長とする実行委員会の審査を経て、受賞者が決定され、それぞれの部門の第1位のチームにはNVIDIAから、NVIDIA Tesla C1060およびQuadro FX 380 LPを搭載したパソコン1台が贈呈された。
なお、コンテストの各部門賞の受賞者は、以下のとおり。
規定課題部門
賞 | 総合得点 | チーム名(所属) |
---|---|---|
第1位 | 47点 | チーム snowdrop(一関工業高等専門学校) |
第2位 | 38点 | チーム TaiTai(東京工業大学) |
第3位 | 25点 | チーム C*(東北大学) |
自由課題部門
賞 | タイトル | チーム名(所属) |
---|---|---|
第1位 | 「GPUによるDNA断片配列の高速マッピング」 | チーム 秋山研(東京工業大学) |
第2位 | 「Hilbert-Huang変換の並列化およびGPUによる高速化」 | チーム Nokodai(東京農工大学) |
第3位 | 「GPUによる地震波伝播シミュレーション」 | チーム GPUによる地震波伝播計算(東京工業大学) |
- | グリッド協議会金融分科会特別賞 | チーム KLab(新潟大学) |