Freescale Semiconductorは4月19日付けで、同社日本法人のフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの代表取締役社長にDavid M. Uze氏を任命したことを発表した。すでに同社取締役会で承認されており、同氏は米国Freescaleの本社副社長との兼任という形で日本市場に対して事業の舵を取ることとなる。
同氏は日本およびアジアで20年以上のセールスおよびマーケティングの経験を持っており、1989年より日本に在住し、日本市場特有の環境も熟知しており、デルのエンタープライズ営業本部グローバルグループ部長や日本AMDの代表取締役社長も務め、2007年5月からは名古屋に本社があるEZ-PCの代表取締役社長を務めていた。
同氏の日本法人社長就任に対し、米国本社では「日本は、大きなビジネス・チャンスのある非常に重要な市場。David M. Uze氏を社長に迎えたことで、戦略的に重要な意味をもつ日本市場においてその存在感をより一層強めていくだろう」とコメントしている。
なお、2009年12月31日付けで退任した前代表取締役社長の高橋恒雄氏に代わって代表取締役として社長代行を務めてきた伊南恒志氏は、同日付けで代表取締役専務に就任している。