Applied Materials(AMAT)は、台湾の台南市にある台南マニュファクチャリングセンターを拡張して新たにオープンしたことを発表した。広さは約1万5,000m2で、これによりアジアのフラットパネルディスプレイ(FPD)や薄膜ソーラーパネルメーカー向けに製造装置の供給能力が強化されることとなる。

拡張工事が施され、製造能力が強化されたAMATの台南マニュファクチャリングセンター

同センターは、アジアにおける同社最大級の設備投資の1つで、今回の拡張により、台湾が同社のディスプレイおよびソーラー関連の製造装置事業における中心的な位置を占めることとなる。

約150人の従業員が雇用され、2010年中にPECVD装置とPVD装置を合わせて100台程度、製造・出荷する予定で、これは2009年の出荷台数の400%増にあたるという。