NECは8月7日、次世代携帯電話サービスであるLTE(Long Term Evolution)の導入を検討している通信事業者向けの教育プログラムの受講受付を開始したことを発表した。同プログラムは、同社のグループ会社であるNECラーニングが同社から受託して実施する。

NECのLTE関連教育プログラムの22講座

教育プログラムは、LTE製品の基礎技術解説のほか、ネットワークの構築企画立案、保守、工事に関する総合的な教育など、22講座にわたる。

これらの講座は、ストリーミングビデオでの研修(ビデオ研修)、Webでの研修、また実機を操作しているかのようにPCから仮想の装置を操作する研修(リモートバーチャルラボ研修)など、時間や場所を気にせずに教育が受けられる環境が日本語、英語で提供される。これにより、受講者はNECラーニングでの集合形式のほか、職場・自宅からWebを経由してリモートでアクセスして受講することができる。

NECは同プログラムを通じて、LTEにおける自社の取り組みについて通信事業者の理解を深め、将来のLTEシステムの受注に結び付けたいと考えている。