リコーは12日、同社が提供するWebサービス「quanp」の専用クライアントソフト「quanp.on」を、バージョン2.1にアップデートした。サブフォルダのアップロードに対応したほか、アップロードのバックグラウンド処理に対応。ファイルビューのスライドショー機能も追加されている。

「quanp.on」のインタフェース(画面左)。最新バージョンではスライドショー機能も搭載された

quanpは2008年5月12日にリリースされた"ビジュアル系"オンラインストレージサービス。預けたファイルを3D空間に配置したように閲覧できるなど、"file your life."をコンセプトにデザイン性も重視したストレージサービスとなっている。quanpを利用するには、専用クライアントソフト「quanp.on」のほか、Webブラウザ向けの「quanp.net」や携帯電話向けの「quanp.mobile」など、ユーザの環境に合わせてクライアントを選択することができる。ファイルをドラッグ&ドロップで簡単にアップロードできるデスクトップガジェット「quanp drop」も用意されている。

quanp.on 2.1では、要望の多かったサブフォルダのアップロードをサポート。各ファイルにはサブフォルダ名がタグとして付与され、あとから検索しやすいようになっている。また、バックグラウンド処理に対応することで、アップロード中にquanp.onを操作することが可能になった。フルスクリーン表示サポートのスライドショー機能も追加されている。