![]() |
丸茂公認会計士事務所 所長 |
丸茂公認会計士事務所(以下 丸茂会計事務所)は、昭和36年に開業した会計事務所だ。税理士会で会計経理自動化の理事を務めていた所長の丸茂等氏は、企業経理の電子化に積極的に取り組んで来た。丸茂会計事務所では、自計化に対してもいち早くそのメリットを掴み、平成6年から顧客に提案を続けている。
「明治のはじめに日本に簿記が入ったころは、財務諸表の中でも貸借対照表が主流でした。時代の流れと共に損益計算書に重点が置かれるときもありましたが、現在ではキャッシュフローが一番大切な財務諸表のひとつになっているのです」と丸茂等氏は語る。
キャッシュフローの確認で、リアルタイム性の高い情報を瞬時に得られる
![]() |
丸茂公認会計士事務所 税理士 |
自計化により得られるメリットは多いが、中でもキャッシュフローを確認できることは、リアルタイム性の高い情報を瞬時に得られることに繋がる。「成績が良いと思われる会社であっても、キャッシュフローを確認すれば、自社に足りない部分が見えてきます。例えば、全体的な利益の中で投資の回収が進んでいなければ、それを補う取り組みをしていくといった形で事業の展開を図ることが可能になります」と語るのは、丸茂会計事務所 税理士 丸茂隆氏だ。
法律や制度、あるいは金融機関の業務形態が変化していく中、企業のビジネススタイルもそれに合わせて変えていかなければならない。企業の生命線である会計経理においても、即時性が求められるケースも多い。それを可能にするのが「企業の自計化」であり、丸茂会計事務所はこのテーマに対して、長年取り組んで来た多くの実績を持っている。