まずは、ICEfacesコンポーネントが、jarファイル(およびソースコード)中のどこに含まれているのかについて紹介する。

ソースの格納場所

ICEfacesを構成する主なjarファイルは、icefaces.jarおよびicefaces-comps.jarである。コンポーネントを構成するクラスは、そのほとんどがicefaces-comps.jarファイル中に含まれている。具体的には、表2に示されるパッケージ中である。

表2 コンポーネントを構成するパッケージとクラス

icefaces.jar(ソースコードはcore/srcフォルダ中に格納されている)
com.icesoft.faces.renderkit.dom_html_basic カスタムレンダラクラス
icefaces-comps.jar(ソースコードはcomponent/srcフォルダ中に格納されている)
com.icesoft.faces.component カスタムタグクラス
com.icesoft.faces.component.ext カスタムコンポーネントクラス
com.icesoft.faces.component.ext.renderkit カスタムレンダラクラス

また、TLDファイル、JSF設定ファイルは、各jarファイルのMETA-INFフォルダ直下に含まれている。