Software Sensationは7日(米国時間)、jPersistの最新版となるjPersist 3.0を公開した。jPersistはJavaで開発されたデータベースパーシステンスAPI。設定ファイルやアノテーションの指定といった作業をすることなく自動的にマッピングが実行されるように開発されている点が特徴。データベースとの接続にはJDBCを使うため、JDBCが提供されているデータベースであればどんなデータソースでも利用可能だ。

jPersist 3.0は機能追加が実施されたメジャーアップグレード。とくに同バージョンではいくつかのAPIが変更されているので従来のバージョンを使っている場合には注意されたい。また従来どおりJava 1.4以降のバージョンがサポートされているが、Java 1.5以降で導入されたジェネリック、動的キャスト、可変引数といった機能も使えるように拡張されている。

JavaでORマッパーの採用を検討しているものの、設定ファイルの作成やアノテーションの利用が面倒だと考えていた場合には一度jPersistを検討してみるといいだろう。