「ThinkPark Forest」には温度を2度下げる「風の道」を造成

緑地率4割を誇る「Think Park Forest」は、都心部におけるヒートアイランド現象を強く意識した設計となっている。特に、東京湾から吹き込む海風を建物に遮らせずに内陸部へ誘導するために造られた「風の道」には、風の温度を2度下げる効果があることが分かっている。植えられた樹木は約13,000本。「風の道」や樹木配置の計画は、東京工業大学で開発された最新のコンピューターシミュレーション技術によって練られた。

「工場跡地ということで土壌汚染もありましたが、約1年半かけて改良しました。植樹を開始したのは今年3月。すでに土地に合わずに枯れたものもありますが、その都度、植え替えています。芝も含めて、緑がどこまで根付くかはこちらも試行錯誤の状態というのが本音です。」(丸山氏)

ThinkPark Forestの「風の道」

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