【2024年】沖縄のコンテナハウス会社おすすめ8選!価格や選び方、注意点も徹底解説

コンテナハウスは丈夫な造りやおしゃれなデザインで人気を集めています。しかし沖縄でコンテナハウスを導入するとなると
沖縄でも建てられるメーカーはある?」「塩害や暑さの心配は?」など、不安なこともあるでしょう。

本記事では、沖縄で依頼できるコンテナハウス会社を8社厳選して紹介します。沖縄県にある地元メーカーから全国の施工に対応する大手メーカーまで紹介するので、自分に合った業者を見つけられるでしょう。

また、会社の選び方や建設費用・注意点など、沖縄でコンテナハウスを建てる際に気になるポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  • 沖縄でコンテナハウスを導入する際のおすすめ会社8社を紹介。それぞれの会社の特徴設立年事業内容価格帯を詳しく紹介します。
  • コンテナハウス導入の際に重要なポイント、塩害暑さ対策など沖縄の気候に適した建設方法についての注意点も詳しく解説。
  • 各会社の対応エリア取り扱いサイズ価格帯主な用途を一覧表で比較。利用者が自分のニーズに合った業者を効率的に選べるようになっています。
目次

沖縄のコンテナハウス会社のおすすめ8選を一覧比較

はじめに、今回紹介するコンテナハウス会社8つの特徴を一覧表で見て見ましょう。

スクロールできます
社名サンセットC遠藤グループコンテナハウス2040.jpBOX OF IRON HOUSEナカタライト株式会社あなたの町の
コンテナ屋さん
コンテナ.comパークホームズオキナワ
所在地中頭郡読谷村字座喜味2753番地118うるま市石川東恩納1159神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東3-26-4 #103群馬県前橋市宮地町1-1宜野湾市野嵩4丁目17-7福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目9-1 PAビル糸満市西川町28-1 202号豊見城市豊崎1−1223
創業・設立2017年10月19日設立2010年4月創業、2019年5月設立非公開2005年4月20日設立2002年創業、2007年設立非公開
(25年の実績)
1992年5月13日設立2016年7月1日設立
事業内容・不動産売買、仲介、買取
・コンテナハウス販売
・アロママッサージ
・タロット占い
・呉服レンタルなど
・鉄筋の加工
・組立業
・リノベーション
・土木工事
・水道工事
・型枠大工
・電気工事業
・コンテナハウスオーダーメイド、
改造、修理、レンタル、販売など
・コンテナハウスデザイン、輸送、施工、各種申請、メンテナンス・総合建築工事
・コンテナハウス製作、販売
・設計業務
・リフォーム全般
・エクステリア全般
・空撮、タイムラプス撮影、編集
・住宅、店舗設計施工
・建具、家具製作取付
・コンテナハウス受注、設置
・リノベーション
・古民家活用
・コンテナハウス製造、販売、施工
・中古コンテナハウス販売
・冷蔵・冷凍用コンテナの販売
・トランクルーム、貸しオフィス運営
・大型クルーズ船代理店業補佐
・フランチャイズ業
・コンテナメンテナンス事業
・改造コンテナ事業(店舗、
事務所、仮設住宅など)
・冷凍コンテナの販売、
リース、レンタル事業
・トランクルーム事業
・コインランドリー事業
・トレーラーハウスの設計、製造、販売、管理、メンテナンス
・タイニーハウス、コンテナハウス、キャンピングカー、フードトラックなどの販売
価格帯10ft基礎工事費:25万円~・10ft:35万円
・12ft:37万円
・20ft:45万円
・40ft:80万円
(コンテナ本体価格)
非公開非公開非公開非公開・10ft:50万円~
・12ft:55万円~
・20ft:85万円~
・40ft:160万円~
非公開
(20ftコンテナ躯体70万円~)
用途・住居
・ワーキングボックス
・オフィス
・プール
・ホテルなど
・住居
・店舗
・宿泊施設
・倉庫など
・店舗
・宿泊施設
・オフィス
・イベント施設など
・住居
・店舗
・事務所
・倉庫
・ガレージ
・防音室
・イベント
・医療施設など
・住居など・住居
・店舗
・事務所
・宿泊施設
・プール
・サウナなど
・住居
・事務所
・施設
・栽培
・店舗
・倉庫
・ガレージなど
・住居
・宿泊施設など
対応エリア沖縄県内沖縄県内日本全国、中国、
東南アジア、中央アジア
全国沖縄県内福岡県中心に全国
(離島にも対応)
全国奄美諸島、沖縄諸島、宮古島、石垣島中心
取扱サイズ・10ft
・20ft
・10ft
・12ft
・20ft
・40ft
・20ft
・40ft
・8ft
・12ft
・20ft
・30ft
・40ft
・特注
非公開・10ft
・12ft
・20ft
・40ft
・10ft
・12ft
・20ft
・40ftなど
非公開
リンク

※2023年2月にマイナビニュース不動産査定ガイド運営で調査

沖縄県のコンテナハウス会社のおすすめ8選

続いて、沖縄県の施工に対応しているコンテナハウス会社の特徴を詳しくみてみましょう。それぞれのサービスに向いている人の特徴も解説するので参考にしてください。

サンセットC

サンセットC
※画像引用元:サンセットC公式サイト
  • 所在地:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2753番地118
  • 設立:2017年10月19日
  • 事業内容:不動産売買・仲介・買取、コンテナハウス販売、アロママッサージ、タロット占い、呉服レンタルなど
  • 価格帯:10ft基礎工事費:25万円~
  • 用途:住居、ワーキングボックス、オフト、プール、ホテルなど
  • 対応エリア:沖縄県内
  • 取扱サイズ:10ft、20ft

サンセットCは沖縄県内で不動産業などを営む会社です。オーダーコンテナハウスの販売に強みを持っており、自分好みのコンテナハウスを作れます

サンセットCのコンテナハウスは断熱材・床材・電気配線・窓・ドアなど、生活に必要なものがあらかじめセットになっているため、コストパフォーマンスも期待できます。

また、離れとしての使用やテレワーキングスペース、お風呂・プールなど、さまざまな用途に対応可能です。10ftタイプの小さなコンテナから取り扱っているので、狭いスペースに建てたい人や価格を抑えてプライベート空間を作りたい人にもおすすめします。

サンセットCはこんな人におすすめ!
  • オーダーメイドで自分好みのコンテナハウスを作りたい人
  • 用途に合わせたコンテナハウスづくりを相談したい人
  • 小さいコンテナハウスで価格を抑えてプライベート空間を作りたい人

遠藤グループ

遠藤グループ
※画像引用元:遠藤グループ公式サイト
  • 所在地:沖縄県うるま市石川東恩納1159
  • 創業:2010年4月創業、2019年5月設立
  • 事業内容:鉄筋の加工・組立業、リノベーション、土木工事、水道工事、型枠大工、電気工事業、コンテナハウスオーダーメイド、改造・修理・レンタル・販売など
  • 価格帯:コンテナ本体価格10ft:35万円/12ft:37万円/20ft:45万円/40ft:80万円
  • 用途:住居、店舗、事務所、宿泊施設、倉庫など
  • 対応エリア:沖縄県内
  • 取扱サイズ:10ft、12ft、20ft、40ft

遠藤グループのコンテナハウスは、明瞭な価格設定とオーダーメイドで自由度の高い設計がかなうのが魅力です。

10ftから40ftまで取り扱う4サイズのコンテナハウスは、公式サイト内に本体価格やオプション料金が明示されています。予算に合わせた設計・施工ができるので、資金に不安がある人でも安心です。

さらにオーダーメイド型コンテナハウスを提供し、これまで住居やカフェ・レストラン、トレーニングジムなど、沖縄の多様な用途のコンテナハウスづくりに携わっています。

公式Instagramにも施工事例が掲載されているので、興味があればアクセスしてみるとよいでしょう。

遠藤グループはこんな人におすすめ!
  • オーダーメイドのコンテナハウスで希望をかなえたい人
  • 導入費用に具体的なイメージを持ちたい人
  • 10ftから40ftまで目的に合わせたサイズのコンテナを使いたい人

コンテナハウス2040.jp

コンテナハウス2040.jp
※画像引用元:コンテナハウス2040.jp公式サイト
  • 所在地:神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東3-26-4 #103
  • 設立:非公開
  • 事業内容:コンテナハウスデザイン・輸送・施工・各種申請・メンテナンス
  • 価格帯:非公開
  • 用途:店舗、宿泊施設、オフィス、イベント施設など
  • 対応エリア:日本全国、中国、東南アジア、中央アジア
  • 取扱サイズ:20ft、40ft

コンテナハウス2040.jpは、日本全国のみならず中国・東南アジア・中央アジアなど、海外の施工にも対応している大手のコンテナハウス専門業者です。

デザイン性の高さに定評があり、おしゃれなカフェやアパレルショップ、飲食店などの店舗としても多く活用されています。海の家にも使われるなど、オーシャンビューと合わせた個性的なデザインもオーダー可能です。

石垣島のコテージホテルなど沖縄での施工実績もあり、塩害や暑さに強い品質の高さもうががえます。

コンテナハウス2040.jpはこんな人におすすめ!
  • 全国の施工に対応する実績ある会社に依頼したい人
  • おしゃれなコンテナハウスを作りたい人
  • 沖縄に適したデザイン・品質のコンテナハウスメーカーを選びたい人

BOX OF IRON HOUSE(株式会社TSUTSUMI)

BOX OF IRON HOUSE(株式会社TSUTSUMI)
※画像引用元:BOX OF IRON HOUSE公式サイト
  • 所在地:群馬県前橋市宮地町1-1
  • 設立:2005年4月20日
  • 事業内容:総合建築工事、コンテナハウス製作・販売、設計業務、リフォーム全般、エクステリア全般、空撮・タイムラプス撮影・編集
  • 価格帯:非公開
  • 用途:住居、店舗、事務所、倉庫・ガレージ、防音室、イベント、医療など
  • 対応エリア:全国
  • 取扱サイズ:8ft、12ft、20ft、30ft、40ft、特注

2005年4月に設立したBOX OF IRON HOUSEは、日本全国のコンテナハウス施工に多くの実績があります。住居や店舗などはもちろん、防音室やイベント・祭事用、ゲストルーム、災害用・医療用など用途も多様です。

BOX OF IRON HOUSEでは、コンテナの開発・設計・製造からコンテナハウスの施工まで、すべて一貫しておこなっています。最適な家具のオーダーまで対応しているので、希望に合ったコンテナハウスづくりが実現するでしょう。

ほかでは珍しい8ftのコンテナを取り扱っているほか、特注サイズにも対応しているため、趣味の部屋や小型店舗などに活用可能です。これまでに幅1.8mのトイレ用や幅12.1mのオフィス用なども製作しており、用途に合わせてぴったりなサイズのコンテナハウスが作れます。

BOX OF IRON HOUSEはこんな人におすすめ!
  • さまざまな用途のコンテナハウスづくりに実績ある会社を選びたい人
  • コンテナハウスに合った家具までオーダーしたい人
  • 用途に適したコンテナを製作してほしい人

ナカタライト株式会社

ナカタライト株式会社
※画像引用元:ナカタライト株式会社公式サイト
  • 所在地:沖縄県宜野湾市野嵩4丁目17-7
  • 創業・設立:2002年創業、2007年設立
  • 事業内容:住宅・店舗設計施工、建具・家具製作取付、コンテナハウス受注・設置、リノベーション・古民家活用
  • 価格帯:非公開
  • 用途:住居など
  • 対応エリア:沖縄県内
  • 取扱サイズ:非公開

ナカタライト株式会社は、沖縄にある住宅・店舗の設計や施工をおこなう建築会社です。木造の新築建設のほか、コンテナハウスの施工にも対応しています。

ナカタライトでは、コンテナハウスの受注から設置まで一貫して依頼が可能です。コンテナハウスづくりに関する豊富な知識を持っており、各種許可申請まで任せられます。外注を挟まないので、コストカットも期待できるでしょう。

コストがカットできるといっても、使用されるコンテナは建築基準をクリアしたものなので安心です。メンテナンス次第では100年以上使用できるよう丈夫に造られています。

ナカタライト株式会社はこんな人におすすめ!
  • 受注から設置、許可申請までメーカーに一任したい人
  • 無駄な費用をカットしてなるべく安く施工したい人
  • 長持ちする高品質なコンテナハウスを作りたい人

あなたの町のコンテナ屋さん(株式会社リビングコンテナ)

あなたの町のコンテナ屋さん(株式会社リビングコンテナ)
※画像引用元:あなたの町のコンテナ屋さん公式サイト
  • 所在地:福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目9-1 PAビル
  • 設立:非公開(25年の実績)
  • 事業内容:コンテナハウス製造・販売・施工、中古コンテナハウス販売、冷蔵・冷凍用コンテナの販売、トランクルーム・貸しオフィス運営、大型クルーズ船代理店業補佐、フランチャイズ業
  • 価格帯:非公開
  • 用途:住居、店舗、事務所、住居、宿泊施設、プールなど
  • 対応エリア:福岡県を中心に全国(離島にも対応)
  • 取扱サイズ:10ft、12ft、20ft、40ft

あなたの町のコンテナ屋さんは、コンテナハウスの製造・販売で25年の実績があります。店舗や事務所以外にも、集合住宅やサウナ、プールなどさまざまな用途に対応可能です。特にサウナやプールに関しては公式サイト内に専用ページが用意されており、注力していることがわかります。

デザイン面に強みがあるのも特徴で、女性のデザインスタッフが多く在籍しており、女性目線のおしゃれかつ実用的なデザインの提案も可能です。サイトのギャラリーページでは多様な実績が閲覧できます。

無骨なイメージのコンテナハウスですが、あなたの町のコンテナ屋さんなら、沖縄の景観に合ったおしゃれでかわいらしいコンテナハウスづくりが実現できるでしょう。

あなたの町のコンテナ屋さんはこんな人におすすめ!
  • おしゃれで個性的なコンテナハウスを作りたい人
  • コンテナハウス製造・販売に豊富な実績がある会社に任せたい人
  • サウナコンテナやプールコンテナの導入を検討している人

コンテナ.com(株式会社 ジャカコン西日本)

コンテナ.com(株式会社 ジャカコン西日本)
※画像引用元:コンテナ.com公式サイト
  • 所在地:沖縄県糸満市西川町28-1 202号
  • 設立:1992年5月13日
  • 事業内容:コンテナメンテナンス事業、改造コンテナ事業(店舗・事務所・仮設住宅など)、冷凍コンテナの販売・リース・レンタル事業、トランクルーム事業、コインランドリー事業
  • 価格帯:10ft:50万円~、12ft:55万円~、20ft:85万円~、40ft:160万円~
  • 用途:住居、事務所、施設、栽培、店舗、倉庫・ガレージなど
  • 対応エリア:全国
  • 取扱サイズ:10ft、12ft、20ft、40ftなど

運営会社のジャカコン西日本はコンテナ設計・製造・販売をおこなう老舗メーカーです。コンテナのメンテナンス業から始まり、現在はコンテナハウスの設計・製造にも力を入れています。

コンテナ専門メーカーなので、取り扱うコンテナの種類はかなり幅広いです。倉庫用のドライコンテナから建築基準法を満たす住宅・店舗用コンテナまで、多くのコンテナを取り扱っています。縦方向への連結に特許技術を持っており、最大3つまで積み重ねて高さを出せることもメリットです。

また、不要になったコンテナの買い取りもおこなっています。施工からメンテナンスはもちろん、将来の売却まで任せられるので安心です。

コンテナ.comはこんな人におすすめ!
  • コンテナ専門の歴史ある業者に依頼したい人
  • 3階建てなど高さのあるコンテナハウスを建てたい人
  • 将来の売却も見据えてコンテナハウスを購入したい人

パークホームズオキナワ

パークホームズオキナワ
※画像引用元:パークホームズオキナワ公式サイト
  • 所在地:沖縄県豊見城市豊崎1−1223
  • 設立:2016年7月1日
  • 事業内容:トレーラーハウスの設計・製造・販売・管理・メンテナンス、タイニーハウス、コンテナハウス、キャンピングカー、フードトラックなどの販売
  • 価格帯:非公開(20ftコンテナ躯体70万円~)
  • 用途:住居、宿泊施設など
  • 対応エリア:奄美諸島、沖縄諸島、宮古島、石垣島中心
  • 取扱サイズ:非公開

パークホームズオキナワは、沖縄のトレーラーハウス施工・販売に強い地元の専門業者です。トレーラーハウスのほか、コンテナハウスやタイニーハウス、キャンピングカー、フードトラックなど、さまざまな施工に対応しています。

沖縄の気候に強いトレーラーハウスづくりのノウハウは、コンテナハウスづくりにも活かされています。設計は1級建築士が施しており、超大型台風やシロアリ、塩害など、沖縄ならではの問題にも対応した丈夫な造りで安心です。

またスルガ銀行と提携しており、トレーラーハウスの購入にはローンが利用できます。コンテナハウスを購入する場合にも、金融機関と連携して相談に乗ってもらえるでしょう。

パークホームズオキナワはこんな人におすすめ!
  • 地域に根差したメーカーを利用したい人
  • 沖縄の気候に合わせたコンテナハウスを作りたい人
  • コンテナハウスの購入資金に不安を抱えている人

沖縄のコンテナハウス会社の選び方

コンテナハウスの業者選びでは、次の3つのポイントを重視することをおすすめします。

  • 価格
  • 使用用途
  • デザイン

業者によって強みとするポイントは異なるので、自分がコンテナハウスづくりで重視する点に強い業者を選びましょう。

価格で選ぶ

まず、価格重視で業者を選ぶ方法があります。コンテナハウスの価格は、素材や建材・組立費用・運搬費用などさまざまな要素に左右されるため、業者によって大きく異なります。

費用を節約したいと考えるなら、コンテナハウスの製造から設置まで一貫して依頼できる業者がおすすめです。中間マージンが取られないので、無駄なコストを抑えて導入できます。

価格を重視したい人におすすめの会社2選

比較項目強み公式サイト
遠藤グループ公式サイトに価格が明記されていてわかりやすいhttps://okinawacontainer.jp/
ナカタライト株式会社受注から設置まで一貫しているため無駄なコストがかからないhttps://www.nakataraito.com/

用途で選ぶ

次に、コンテナハウスの使用用途で業者を選択する方法があります。

コンテナハウスはそのシンプルな形状から、さまざまな用途で使用されてきましたが、例えば次のような事例があります。

  • 住居(個人宅・集合住宅)
  • 自宅の離れや趣味の部屋
  • カフェ・レストラン
  • 店舗(美容院・サロン・整体院など)
  • 倉庫・ガレージ
  • ワーキングスペース
  • トイレ棟
  • 宿泊施設(ホテル・グランピングなど)
  • サウナやプール

コンテナハウス会社によって、施工を得意とするジャンルが異なります。業者を選ぶ際は、自分の使用用途に似たコンテナハウスの施工実績が多いか確認するとよいでしょう。

用途を重視したい人におすすめの会社4選

比較項目強み公式サイト
サンセットC住居向けコンテナハウスに強みがあるhttps://containerhouse.sunsetc.co.jp/
BOX OF IRON HOUSEさまざまな用途での実績があるhttps://box-of-iron-house.com/
ジャカコンバラエティ豊かなコンテナを取り扱うhttp://www.jacacon-k10.com/
パークホームズオキナワ沖縄の環境に適したコンテナハウスを建設https://www.parkhomes-okinawa.com/

デザインで選ぶ

コンテナハウスはデザインにこだわって施工することも可能です。コンテナというと、真四角でシンプルなデザインをイメージする人も多いでしょう。しかし塗装や装飾を変えることで、やわらかくかわいらしいデザインにすることもできます。

デザインを重視してコンテナハウスを建てるなら、オーダーメイドで細かい要望にも応えてくれる業者を選びましょう。施工事例を見て、自分好みのコンテナハウスの施工実績がある会社なら安心です。

ただし、内装・外装にこだわることで費用が高くなりやすい点は留意しておきましょう。

デザインを重視したい人におすすめの会社3選

比較項目強み公式サイト
コンテナハウス2040.jpデザイン力を強みとしているhttps://2040.jp/
サンセットCオーダーメイドでコンテナハウスが作れるhttps://containerhouse.sunsetc.co.jp/
あなたの町のコンテナ屋さん女性・男性それぞれの目線を取り入れた独自性の高いデザインhttps://handr-trade.com/

沖縄でコンテナハウスを建てる際にかかる費用

コンテナハウス設置の費用には、主に次の要素が含まれます。

  • 本体の価格
  • 土地の代金
  • 運送にかかる費用
  • オプションの工事費用

各費用を詳しく見ていきましょう。

本体の価格(新品・中古)

まず、コンテナ本体の購入費用がかかります。新品のコンテナハウス本体の価格は200万~2,000万円と幅がかなり大きいです。価格は大きさや素材によって異なり、小さなコンテナであれば100万円以下で購入できる場合もあります。

以下は一般的な価格相場です。

コンテナの大きさ価格相場使用用途
10ft90万円~小規模店舗など
20ft100万円~住居、小規模店舗、離れなど
40ft200万円~住居、店舗、事務所など

コンテナハウスは必要に応じてそのまま移動が可能なので、不要になった中古のコンテナハウスが新品よりも安く手に入る場合もあります。ただし、中古コンテナは建築基準法を満たしていないものが多く、修繕費用などがむしろ高くつくケースも少なくありません。

土地の代金

コンテナハウスを設置するためには、建築するための土地も必要です。新たに土地を購入する場合は、設置するコンテナハウスの大きさに合わせた土地を選びましょう。

例えば20ftコンテナで約4.5坪、40ftコンテナで約9坪の土地が必要です。2022年の沖縄県の土地価格相場は1坪約23万2,500円でした。つまり、20ftのコンテナハウスを建てる場合は104万円程度、40ftのコンテナハウスを建てる場合は209万円程度の費用が必要です。

すでに土地を持っている場合は、導入したいコンテナが設置できる十分な広さがあるか確認しましょう。

運送にかかる費用

コンテナハウスは、ある程度組み上げてから運ぶため運送費がかかります。運送費は運ぶコンテナの大きさ・台数・距離などによって変動しますが、基本的には運送が大変なほど費用もかかりやすいと考えておきましょう。

大きいコンテナを運ぶ場合や台数が多い場合、長い距離を運んでこなければならない場合などは費用も高くなります。また運び込む土地や運送に使う道路の広さによって、追加料金が発生する場合もあるでしょう。

オプションの工事費用

コンテナハウスを実用性のあるものにするためには、設置するだけでなくオプションで工事が必要です。基礎工事費として料金に含まれている場合もありますが、次のような費用がかかると考えておきましょう。

内容費用相場
基礎工事5万~50万円程度
電気・空調工事10万~80万円程度
給排水衛生設備工事10万~25万円程度
屋根工事10万~60万円程度
外壁工事5万~45万円程度

上記の費用のほか、内装工事費用や室内に設置する洗面台やエアコン、キッチンなどの設備費用もかかります。

なお工事費用は、コンテナハウスの大きさや導入設備のグレードによって左右されます。グレードが高く大きいコンテナハウスの場合は費用もかかりやすいです。

沖縄でコンテナハウスを建てる際の注意点

沖縄県は温暖で湿度が高く、台風が多いなどの特性があります。沖縄でコンテナハウスを建てるなら、そうした気候を考慮して長持ちするように次のような対策が必要です。

  • 台風対策
  • シロアリなどの害虫対策
  • 塩害対策

これらの対策を万全に施し、コンテナハウスを長く大切に使いましょう。

台風対策が必要

沖縄は大型の台風が上陸することが多く、コンテナハウスの設置にも台風対策が必須です。

そもそもコンテナハウスは災害用のシェルターとして使われるなど、丈夫な造りで雨風にも強い構造になっています。コンテナハウスは重量鉄骨造の建築物なので、木造の家と比べると建材や接合の強度が高く災害に強いです。

ただし、接合部が多いほど雨風の影響を受けやすくなります。コンテナユニットを細かくつなげたり、コンテナを斜めにつなげたり切り込んだりすると、強度に影響する場合があります。強い台風に備えるなら、小さいコンテナユニットを面や辺同士で接合してスペースを確保するとよいでしょう。

シロアリなどの害虫対策が必要

コンテナハウスにもシロアリ対策が必要です。温暖な気候に備え、沖縄のコンテナハウスには断熱材を導入する必要があります。ただし発砲系の断熱材はシロアリが住み着きやすく、鉄筋造のコンテナハウスでも食害の危険があるでしょう。

シロアリは配管周辺などの隙間から侵入する傾向があるので、配管周りにステンレスメッシュを敷き詰めるなどの対策が必要です。また侵入を防ぐため、定期的に害虫駆除業者に点検を依頼することも有効でしょう。

塩害対策が必要

沖縄は海に囲まれているため、塩害には念入りな対策が必要です。塩害とは海水の塩分の影響で車や建物が腐食することをいいます。

特に金属は影響を受けやすいですが、コンテナハウスは金属造の建物なので注意が必要です。次の対策を心がけましょう。

  • 塗装に耐塩性の優れたものを使用する
  • 海から5km以上離れた土地に建てる
  • 定期的に水洗いやブラシがけで塩分を流す

沖縄にコンテナハウスを建てるなら、塩害に強い素材を選ぶことなどはもちろん、建ててからのメンテナンスも重要です。定期的にメンテナンスをおこない、コンテナハウスを大切に使いましょう。

沖縄でのコンテナハウスづくりに関するよくある質問

最後に、沖縄でコンテナハウスを建てる際に気になる疑問に回答します。疑問点をクリアにして、コンテナハウスづくりに役立ててください。

固定資産税はかかる?

コンテナハウスは法的に建築物として認められるため、所有すると固定資産税がかかります

そもそも固定資産税とは、家や土地といった不動産に課せられる税金です。国土交通省の発表で、コンテナハウスは次のように建築物として認められています。

随時かつ任意に移動できないコンテナは、その形態及び使用の実態から建築基準法第2条第1号に規定する建築物に該当します。

“引用:国土交通省コンテナを利用した建築物の取扱いについて」(2023年2月時点)”

つまりコンテナハウスを所有するためには、通常の建物同様に固定資産税がかかります。毎年納税の必要があるので、ランニングコストを考えるなら固定資産税の負担も念頭に置いておきましょう。

暑い地域でも建てられる?

コンテナハウスは鉄製のため暑さに弱いイメージがあるかもしれませんが、沖縄の暑さの厳しい地域でも建てることはできます

しかし、快適に過ごすためには次のような暑さ対策が必要です。

  • 発泡ポリウレタンフォームを内部に吹き付け
  • グラスウール・ウレタンフォームを柱の間に設置
  • 断熱材を貼り付けた外装パネルを外壁に設置

このように断熱することで、結露が起こりにくくなったり空調が効きやすくなったりするメリットがあります。ただし、こうした断熱処理は費用も高くなりやすいので業者と相談しながら検討しましょう。

設置場所に制限はある?

コンテナハウスは土地の条件によっては設置できない場合もあり、例えば次のような条件の土地には設置が難しいとされています。

  • 急勾配のある土地
  • 電線など設置場所上部に移動できない障害物がある
  • 運送車が横付けできない土地
  • 運送経路にコンテナを運べない道がある

またコンテナハウスの用途によっては、自治体の用途地域の制限により設置が認められない場合もあります。

コンテナハウスが完成するまでの期間は?

コンテナハウスづくりの期間は、依頼するメーカーや業者によって異なります。海外で生産されるコンテナハウスもあれば、国内で生産されるものもあるなど、生産ラインや建築方法によって工期が異なるためです。

平均的にはコンテナハウスの計画に3ヵ月、契約や打ち合わせに1ヵ月、着工から引渡しに3~5ヵ月ほどかかるといわれています。

コンテナの基本ベースから大きく外れないものや国内生産のものの場合は、着工から完成までの期間が短縮できる場合もあります。納期を急ぐ場合はコンテナハウス業者に問い合わせ、短縮できないか相談してみるとよいでしょう。

まとめ

コンテナハウスは個性的な住宅やおしゃれな店舗など、さまざまな目的で利用できることで人気を集めています。

重量鉄骨造の建物として認められ、造りがしっかりしているので沖縄の台風の多い環境にも適切です。また、暑さに弱いイメージがありますが、断熱対策を施せば通常の建築物と同様に快適に過ごせます。

コンテナハウスづくりは、選ぶメーカーや業者によって価格やデザイン・機能が大きく異なります。使用用途やこだわりたいポイントなどを考えて、自分に合ったコンテナハウス会社を選びましょう。

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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