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73 話したくなる腕時計トリビア

「100m防水」の腕時計をして水深100mまで潜れる? 意外と知らない防水表示のカラクリ

MAY. 06, 2026 12:00
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正解はこちら

【答え】できない

結論から言うと、水深100mまで潜ることは推奨されていません。

一般的な腕時計の防水性能は、主に以下の規格に基づいてテストされています。

  • IS B 7021 / ISO 22810(日常生活用防水時計): 一般的な「10気圧防水」などはこちらに該当。
  • JIS B 7023 / ISO 6425(潜水用防水時計): 「ダイバーズウォッチ」と呼べる本格的なもの。

これらの試験項目では、水槽の中で「一定の温度で、規定の圧力を一定時間加える」というプロセスが行われます。この際、水は動かさず、時計も固定された「静止状態」であることが前提となっています。そのため、今回のクイズである「100m防水(10気圧防水)」は、あくまで「静止した状態で水深100m分の圧力に耐えられる」となります。実際には腕を動かして泳いだり波を受けたりすると、瞬間的に強い水圧がかかるため、深く潜ると浸水してしまいます。

「日常生活用強化防水」に対応している腕時計の場合、水泳やヨット、釣り、水洗い、浅瀬でのシュノーケリング(素潜り)などの場合は、腕時計をしていても問題ないです。しかし、スキューバダイビングといったボンベを背負って潜る場合や、本格的なダイビングには、「DIVER'S」や「空気潜水用」と表記された専用のダイバーズウォッチが必須です。100m防水は「水辺のレジャーなら安心」程度と考えてください。

  • 2000m防水「IWC アクアタイマー IW356806」

    2000m防水「IWC アクアタイマー IW356806」


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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