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アジアで「異例の」大ヒットを記録している三菱自動車のクルマとは?

DEC. 19, 2025 08:00
Text : 藤田真吾
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「デリカ D:5」大幅改良モデルの発売に先立ち、三菱自動車工業が開催した取材会に登壇した同社の加藤社長は、あるクルマがアジアで「大ヒット」していることを明かした。そのクルマとは?

  • 三菱自動車の加藤社長とデリカ D:5

    三菱自動車 代表執行役社長 兼 最高経営責任者の加藤隆雄さんが言及したアジアで大ヒット中のクルマとは?

ベトナムで驚きの受注状況に

そのクルマとは、三菱自動車がアセアン(ASEAN)地域を中心にグローバル展開する3列シート7人乗りのミッドサイズSUV「デスティネーター」だ。

  • 三菱自動車「デスティネーター」

    「デスティネーター」のボディサイズは全長4,680mm、全幅1,840mm、全高1,780。「アウトランダーPHEV」よりも少し小さい(が、全高は少し高い)くらいのサイズ感だ

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デスティネーターはクロスオーバーMPV「エクスパンダー」やコンパクトSUV「エクスフォース」に続くインドネシア発の世界戦略車第3弾。ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県)で生産し、アセアン地域を皮切りに南アジア、中南米、中東、アフリカに順次投入していく計画だ。

加藤社長は「ちょっと、私が言うのもなんですけれど」としたうえで、デスティネーターがアジアで「大ヒットという状況に」なっていると明かした。2025年7月に発売したインドネシアでは1.4万台以上、2025年11月の終わりに発売したフィリピンでは1,500台ほどの受注を獲得。「驚くべきはベトナム」(加藤社長)で、発売から半月で3,700台以上の注文が入る「ちょっと異例の受注状況」になっているという。

2025年度の販売台数増へラストスパート!

デスティネーター最大の特徴は、3列シートの7人乗りレイアウトを採用したミッドサイズSUVであること。2列目、3列目のシートアレンジが柔軟で、日常の買い物から週末のアウトドアまで幅広いシーンにフィットするユーティリティ性を備えているそうだ。

パワートレインは1.5Lの直列4気筒ターボエンジンを搭載。CVTとの組み合わせで、発進から高速クルーズまでスムーズかつ応答性の良い走りを実現しているという。前輪駆動が基本だが、路面状況に応じて最適な操縦性と駆動力を発揮する5つのドライブモードを備えている。

2025年度前半は販売状況が少し落ち込んでいたという三菱自動車だが、ここへきて海外ではデスティネーターが大ヒットし、国内では2025年10月29日に発売した軽自動車「デリカミニ」が1.5万台超の受注を獲得、2026年1月9日に発売予定の「デリカ D:5」改良モデルにも5,000台を超える注文が入っているそうだ。そんな状況を受けて加藤社長は、「2025年度末に向けて、どんどんと台数を引き上げていきたい」と意欲を示した。

  • 三菱自動車「デリカミニ」

    デリカミニ

  • 三菱自動車「デリカ D:5」

    デリカ D:5大幅改良モデル

【フォトギャラリー】アジアで大ヒット中の三菱車


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