ホンダが日本での“逆輸入車”の販売を決定した。アメリカで生産・販売している「インテグラ」と「パスポート」の2台を日本市場に投入する計画だ。発売は2026年後半の予定。ホンダとトヨタの日本における逆輸入車対決が楽しみになってきた。
どんなクルマ?
ホンダが日本で発売する米国生産乗用車は、アキュラ(Acura)ブランドの「アキュラ インテグラ タイプエス」(ACURA INTEGRA Type S)とホンダブランドの「パスポート トレイルスポーツ エリート」(PASSPORT TRAILSPORT ELITE)の2台だ。「アキュラ」は1986年設立のプレミアム・パフォーマンスブランドで、北米市場を中心に展開している。
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「ACURA INTEGRA Type S」は北米で販売中の「ACURA INTEGRA」の高性能グレード。6速マニュアルトランスミッション(MT)と2.0Lターボエンジンを搭載する。ボディサイズは4.725mm、全幅1,900mm、全高1,407mm、車両重量は1,460kg、最高出力は320hp、最大トルクは310lb-ft、駆動方式はFF(前輪駆動)。生産工場はメアリズビル四輪車生産工場(Honda Development & Manufacturing of America, LLC Marysville Auto Plant)。米国のホンダのウェブサイトによると、同グレードの価格は5万3,400ドル(約840万円)からとなっている
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「パスポート」は本格的なオフロード走破性能を持ちながら、オンロードでも快適な走りを提供する大型SUVモデル。日本市場にはオフロード性能を向上させた上級グレード「TRAILSPORT ELITE」を導入する。ボディサイズは全長4,860mm、全幅2,017mm、全高1,857mm、車両重量2,134kg、エンジンは3.5LのV型6気筒、駆動方式は4WD、最高出力385hp、最大トルク262lb-ft。生産工場はアラバマ四輪車生産工場(Honda Development & Manufacturing of America, LLC Alabama Auto Plant)。米国のホンダのウェブサイトによると、同グレードの価格は5万2,650ドル(約830万円)からとなっている
今回の導入は、国土交通省が新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度を活用したもの。ホンダは米国で生産する魅力的なモデルを日本市場に導入し、日本のユーザーの多様なニーズに応えるラインアップの充実を図りたいとしている。
両モデルはホンダの米国における四輪開発・生産拠点「ホンダ・ ディベロップメント・アンド・ マニュファクチュアリング・オブ・アメリカ」(Honda Development & Manufacturing of America, LLC)で生産している。
ホンダは2台を「東京オートサロン2026」「大阪オートメッセ2026」に参考出品していた。来場者からは高い関心と市販化を期待する声が集まったそうだ。
トランプ大統領への配慮もあるのか、日本では米国生産車の導入、販売に関するハードルが下がっているようだ。トヨタ自動車は先ごろ、アメリカで販売する「カムリ」「タンドラ」「ハイランダー」の日本導入を発表。こちらも2026年中の発売を目指している。日本市場では外国産の日本車が増えつつあるが、今年は日本車ブランドによる「アメ車」の対決が熱を帯びそうだ。












