日本ヒューレット・パッカードは8日、360度の回転ひんじを備えた11.6型ハイブリッドPC「HP Pavilion x360 11-k000」シリーズを発表した。サンセットレッドとミンティグリーンの2色を用意。7月17日から発売する。量販店で発売されるモデルで、店頭予想価格(税別)は70,000円前後。
クラムシェルスタイルのノートPCモードのほか、キーボードを裏返して液晶を反対側に回転させるスタンドモード、ひんじを360度回転させて液晶面とキーボード面を背中合わせにするタブレットモード、省スペースで立てておけるテントモードなどで運用できる。
改良したひんじ部分でスムーズな回転をサポートするほか、継ぎ目の少ない高剛性きょう体を採用。ヘアライン風の細かい溝をフィルムに施し、メタル調に仕上げた。Bang&Olufsen製デュアルスピーカーなども搭載する。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.60GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが500GB ハイブリッドHDD(8GBフラッシュメモリ内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 64bit。
11.6型の液晶ディスプレイはタッチ対応で、解像度が1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約6時間15分。主なインタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、HDMI×1、SDメモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、約92万画素Webカメラなど。センサー類は、加速度、デジタルコンパス、ジャイロ。本体サイズは約W306×D208×H21.5~23.0mm、重量は約1.46kg。