カンタスグループ、JAL、三菱商事は8月16日、新たなローコストキャリアとして、ジェットスター・ジャパンを設立することで合意したと発表した。

ジェットスターはカンタスグループの一員として、レジャー市場向けに低価格運賃で運行するローコストキャリア。ジェットスターグループはオーストラリアとニュージーランドのジェットスター航空、シンガポールのジェットスター・アジア航空、ベトナムのジェットスター・パシフィック航空で構成されている。

ジェットスター・グループのWebサイト

ジェットスター・ジャパンは2012年中の就航を予定しており、路線としては、東京(成田)、大阪(関西)、札幌、福岡、沖縄などが検討されている。アジアの主要都市を中心とした短距離国際線についても就航が計画されている。

当初は、3機のA320型機(1クラス・180席)で運航を開始し、最初の数年間で24機まで増やす予定。

資本金は48億円でスタートし、運航開始後には増資を含めて120億円を予定している。出資比率はカンタスグループ、日本航空、三菱商事がそれぞれ3分の1ずつとなっている(議決権ベース)。従業員は初年度150人としているが、数年間で800人に拡大予定。